Bloggerのブログに実施した。SEO対策の忘却録。
サイトマップの登録
Google Search Consoleにサイトマップを登録します。
投稿のサイトマップ
https://example.blogspot.com/sitemap.xml
ページのサイトマップ
https://example.blogspot.com/sitemap-pages.xml
投稿とページ以外のサイトマップ
投稿とページ以外のサイトマップは、Bloggerでは準備されていません。そのため、トップページなどのその他のページのサイトマップを送信することはできません。ですが、トップページなどの他ページもインデックスされているようなので明示的に送信する必要は特になさそうです。
他への登録
次のものにも登録しておくと良いでしょう。
robots.txt
Bloggerは、以下のrobots.txtが設定されていたため、明示的に変更する必要があります。
User-agent: Mediapartners-Google
Disallow:
User-agent: *
Disallow: /search
Allow: /
Sitemap: https://example.blogspot.com/sitemap.xml
問題点
User-agent: Mediapartners-Google
- GoogleAdSenseのクローラーが無効化されます
- GoogleAdSenseを配置している場合、問題となることがあります
sitemap-pages.xml
が登録されていない
当サイトのrobots.txt
User-agent: *
Allow: /
Allow: /search/label/
Disallow: /b/
Disallow: /ncr/
Disallow: /view/
Disallow: /search
Sitemap: https://www.bugbugnow.net/sitemap.xml
Sitemap: https://www.bugbugnow.net/sitemap-pages.xml
※/b/
は、プレビュー画面のディレクトリ
※/ncr/
は、国別ドメインのリダイレクト無効用ディレクトリ
※/view/
は、動的ページのディレクトリ
※/search
は、検索全般
※/search/label/
は、ラベル検索
※アーカイブは、別途<meta name='robots'/>
で除外する
ads.txt
GoogleAdSense広告を設置している場合、ads.txtの設置が必要となります。
参考までに、当サイトのads.txtを以下に示します。
google.com, pub-7747394132802715, DIRECT, f08c47fec0942fa0
上記は、AdSenseのads.txtになります。内容の意味は次の通りです。
- google.com:広告配信システムのドメイン名
- pub-7747394132802715:筆者のAdSenseアカウントID
- DIRECT:関係のタイプ(Googleと筆者の関係)
- f08c47fec0942fa0:認証機関(GoogleAdSenseの場合は固定)
AdSenseのads.txtについて詳しくは、自サイトの広告枠の認定販売者を ads.txt で宣言するを参考にして下さい。
OGPへの対応
Bloggerでは、<b:include data='blog' name='all-head-content'/>
により、一部のOGPタグに対応しています。ただし、他にも設定できる項目があるため、追加で対応します。
構造化データ対応
構造化データは、HTML文書内へメタデータ(著者、投稿日、更新日、など)を埋め込む方法です。
構造化データには、JSON-LD, microdata, RDFaがあります。当サイトは、JSON-LDで対応しました。JSON-LDの採用理由は、HTMLの構造とデータを分離できるからです。どの方法でも構造化できていれば問題ないため、サイトの状態に合わせて設定すると良いでしょう。
構造化が正常に対応できているかどうかは、Googleの提供する「構造化データ テストツール」を利用することで確認できます。
HTML・CSSのチェックツール
各種ツールでサイトをチェックしてエラーを修正する。人の目で目視するサイトをロボットが同様に認識できるとは限りません。正しい、表記とすることで、ロボットがサイトを正しく認識できるようにします。
高速化
サイトが高速であることは良いことです。特にモバイル環境ではより重要です。SEO対策としてもサイトの高速化は有効です。Googleもサイトの速度がSEOに影響を与えることを認めています。