ブラウザでウェブページを閲覧していて、SNSへの投稿やブログ記事作成などでページタイトルとURLをコピーしたい場合に、使用できるChrome/Firefoxの拡張機能です。
導入
次のウェブストアからインストールする。
設定
- Chrome > ブラウザアクションを右クリック > オプション
- Firefox > ブラウザアクションを右クリック > 拡張機能を管理 > オプション
初期設定で使用することは想定されていないため、好みに合わせて設定を変更する。

おすすめの設定例
- コンテキストメニュー
- ブラウザアクションコンテキストメニューのみ
- メニューアイテム
- お好みで
- ブラウザアクション
- フォーマットアクションを実行する
- フォーマット
- お好みで
- ショートカット
- Alt+C
説明:一番よく使う操作を、ブラウザアクションのクリック(ショートカットも可)で実行する。ワンクリックでページタイトルとURLをコピーできる。あまり使わない操作を、ブラウザアクションのコンテキストメニューから実行する。
補足(その他)
- URLをデコードする
- 日本語のパスをデコードしてコピーできる
- ピュニコードをデコードする
- 日本語ドメインをデコードしてコピーできる
- 複数の選択したタブを有効にする
- Ctrl+クリックで複数選択したタブを一度にコピーできる
- Shift+クリックで一括範囲選択もできる
※拡張モードを有効にする必要があります
フォーマット
フォーマット | 説明 |
---|---|
${title} | ページタイトル |
${text} | 選択文字列、もしくはページタイトル |
${url} | ページURL |
${enter} | 改行文字(機種依存, Windows:\r\n, Mac/Linux:\n) |
${r} | 復帰文字(\r) |
${n} | 改行文字(\n) |
${t} | タブ文字(\t) |
${index} | ウィンドウ毎の0からの通し番号 |
${id} | タブのID番号 |
${$} | $ |
※${title}, ${url}, ${enter}, ${$}
以外は、拡張モード有効時に使用可能
フォーマット | 説明 |
---|---|
${favIconUrl} | ファビコンのURL(※1) |
※1:存在しない場合、undefined
を出力する
フォーマット | 説明 |
---|---|
${yyyy} | 4桁年 |
${yy} | 2桁年 |
${MM} | ゼロパディング付き月 |
${M} | 月 |
${dd} | ゼロパディング付き日 |
${d} | 日 |
${HH} | ゼロパディング付き時(24時間) |
${H} | 時(24時間) |
${hh} | ゼロパディング付き時(12時間) |
${h} | 時(12時間) |
${mm} | ゼロパディング付き分 |
${m} | 分 |
${ss} | ゼロパディング付き秒 |
${s} | 秒 |
${SSS} | ゼロパディング付きミリ秒 |
${S} | ミリ秒 |
※例:${yyyy}-${MM}-${dd}T${HH}:${mm}:${ss}.${SSS}
:2020-04-03T00:48:23.456
フォーマット | 説明 |
---|---|
${protocol} | プロトコル: |
${username} | (ユーザ名) |
${username@} | (ユーザ名@) |
${password} | (パスワード) |
${password@} | (パスワード@) |
${username:password@} | (ユーザ名:パスワード@) |
${host} | ホスト名(:ポート番号) |
${hostname} | ホスト名 |
${port} | (ポート番号) |
${:port} | (:ポート番号) |
${pathname} | /パス |
${search} | (?パラメータ) |
${hash} | (#ハッシュ) |
${origin} | URLのオリジン |
${href} | URL全体 |
※()
は存在しない場合、空文字として処理される。
※例:${protocol}//${hostname}${pathname}${search}${hash}
:https://example.com/path/file?param1=data1¶m2=data2#hash
※URL - Web API | MDN
例
タイトルとURL
${title}${enter}${url}
${title}
${url}
HTML
<a href="${url}">${title}</a>
<a href="${url}" target="_blank" rel="noopener">${title}</a>
<cite>"<a href='${url}'>${title}</a>"<br/><a href="${url}">${url}</a><br/>(最終閲覧日: ${yyyy}年${MM}月${dd}日)</cite>
Markdown
[${title}](${url})
LaTeX
\url{${url}}
\href{${url}}{${title}}
Redmine
"${title}":${url}
reStructuredText
`${title} <${url}>`_
※${title}
に対して各種リンク文字列用のエスケープ処理は行われません。