はじめに
GoogleAdSenseの確定申告についてです。ただし、次の内容は対象外です。(他サイトで詳しく説明されているため、そちらを参照下さい)
- GoogleAdSenseを確定申告しなければならない人orしなくてもいい人
- 青色申告or白色申告する
- 事業所得or雑所得で申告する
※当記事の対象は、白色の雑所得です。
所得の内訳書
所得の内訳書の記載例は次の通りです。
- 所得の種類
- 雑所得
- 種目
- 広告収入
- 所得の生ずる場所又は給与などの支払者の住所・所在地、氏名・名称・電話番号
- 「契約者はだれか?」参照
- 収入金額
- 1年の収入合計
- 源泉徴収税額
- 経費の合計
- ドメイン代金
- サーバー費用
- ネット接続費用
- PC費用
- etc...
- 源泉徴収額(消費税)はなし
- 消費税が発生しないためなし
- 「契約者はだれか?」参照
- 経費の合計
※収入、経費の証明書の添付は不要です
ただし、税務署等から書類の提示を求められるため、手元に保存する必要があります
※経費計上は、説明できる範囲でほどほどに
契約者はだれか?
「所得の生ずる場所又は給与などの支払者の住所・所在地、氏名・名称・電話番号」を記載するために契約者の会社名と住所が必要になります。ただし、GoogleAdSenseの場合、Google日本法人(グーグル合同会社)と単純に契約しているわけではないため、いろいろと面倒です。
GoogleAdSenseと契約している場合、契約先の会社はどこかです。契約先の会社は次の場所に記載されています。
- [GoogleAdSense管理画面] > [利用規約] > [1. AdSense へようこそ]
「当社」または「Google」とは、Google Asia Pacific Pte. Ltd. を意味し、「当事者」とは、お客様と Google を意味します。
Google."Google AdSense - 利用規約" (最終閲覧日: 2020年03月02日)
※変更されている可能性もあるため、自身の目で確認して下さい。
上記の通り、契約先の会社は、「Google」(Google Asia Pacific Pte. Ltd. )です。次は、「Google Asia Pacific Pte. Ltd.」の住所はどこかと言う問題です。AdSense ヘルプに記載があったため、次に引用します。
Google Asia Pacific Pte. Ltd.
8 Marina View
Asia Square 1 #30-01
Singapore 018960Google."契約先の事業体が Google Asia Pacific Pte. Ltd. の場合 - AdSense ヘルプ" (最終閲覧日: 2020年03月02日)
と言うことで、「Google Asia Pacific Pte. Ltd.」の住所は「8 Marina View Asia Square 1 #30-01 Singapore 018960」となります。電話番号は、必須ではないようなので省略します。
※e-Taxの入力欄は、全角28文字制限のため、会社名はスペースを削除しました。
住所は、諦めて手書きしました。(電子申告の場合、どうすればいいのかは不明です)
※契約会社がシンガポールにある外国法人のため、消費税は発生しません。